掃部山公園の桜には、満開のタイミングに振り回された2017年です

ある意味、今年の桜の花には例年以上に惑わされました。横浜は3月25日の開花宣言の後、冬のような寒さに逆戻り。開きかけたつぼみも、その寒さのせいで開くのを止めてしまったようでした。

裏横エリアには、横浜全域でも有名な花見のスポット「掃部山公園」があります。

4月になり2週続けて雨になってしまった1日と8日の土曜日に、この掃部山公園の桜の様子を見に出かけてきました。

掃部山公園の桜掃部山公園の桜

例年を考えると、開花宣言から1週間ほどで満開になると思って出かけた4月1日。その時は、1~2部程度しか咲いていなかった桜の花も、翌週の8日にはこの通りに満開!

8日も午前中にたっぷりと雨が降り、午後になってもポツリポツリと雨が降るあいにくの天気。ひんやりと肌寒くも感じる気温でもありましたが、満開の桜を見ながらお花見をするグループがチラホラ見られました。

掃部山公園の桜掃部山公園の桜

最初に訪れた4月1日と、2度目に訪れた8日の写真を比較すると。

掃部山公園の桜掃部山公園の桜

どちらも曇り空の冴えない背景ですが、この通り桜の花の咲き具合に大きな違いがみられます。

掃部山公園の桜掃部山公園の桜

本当は1度訪れて、最高の青空をバックに満開の桜を撮影したかったのですが、その目標は来年に持ち越しになりました。

掃部山公園の桜代わりにという訳ではありませんが、雨上がりに訪れたことで、ランドマークタワーをバックに夜桜の写真を撮ったところ、ランドマークタワーが怪しくモヤがかり神秘的な一枚になりました。

さすがは横浜。曇り空でも絵になる桜を用意してくれています。

日本の国民の花と言っても過言ではない桜。ソメイヨシノは見頃を過ぎましたが、お隣関内のさくら通りでは、遅咲きの八重桜がこれから見頃になります。

出会いと別れの季節。年度が替わる3月~4月の季節に咲く桜は、何回見ても心に届くものがあるように感じます。

多くの花が太陽を向いて花開くのとは違い、桜の花は常に木の下にいる私たちを向いて咲いてくれる…。

そんな桜の健気さも、心に伝わる花たる所以なのかも知れないと感じるのは筆者だけでしょうか…。

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この記事の著者

森本 康司

森本 康司

関西に生まれ、学生時代をアメリカで過ごす。帰国から5年した頃に戸部に流れ着いたことがきっかけでこの街が好きになり、以後転居を繰り返しながらも横浜在住となる。美味しいものに目が無く、あらゆる種類のお酒を飲むがバーボンが特に好き。汗っかきで、暑さが苦手。

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